例)return;後ろに式を書くと、その評価結果を持ち帰ります。 式には、定数値や変数、計算式や関数の呼び出しなどを書きます。
例1)return -1; //定数値を返す 例2)return cnt; //変数の値を返す 例3)return sign * n; //演算結果を返す 例4)return euclid( b, a % b ); //関数を実行しその結果を返す
戻り値が voidの関数では、必要があるときだけ return; を書きます。
return 式; とすると、コンパイル・エラーになります。
逆に、値を返す関数では、return 式; で何らかの値を返さなければ、コンパイル・エラーになります。
return の後ろの式を ( ) で囲む形をよく見かけますが、その必要はありません。
また、ひとつの関数に return 文が複数あっても構いません。
[ 関連記事 ]
上の例1〜例4は他のTipsに登場したreturn文です。
下記で参照できます。
例1)日付チェック,
例2)空き座席をカウント,
例3)atoi関数,
例4)最大公約数
//改善したい関数 shishagonyu( double x ) { return x < 0.0 ? x-0.5 : x+0.5; }正しく動きますが、曖昧さのない書き方という点で改善すべき箇所があります。 どのようにすればよいか考えてみましょう。